フィンランド語で「家」を表す「KOTI」は、「家」が持つ温かさを表現するために柔らかなデザインに仕上げられています。

そのデザインは、フィンランドの人々が大切にするライフスタイルの５つのキーワード「INVITING & MODEST　-魅力的で控えめ-」「SUSTAINABILITY & NATURAL -持続可能性と自然-」「SIMPLISTY -簡潔さ-」「CRAFTSMANSHIP & TRADITION -職人技と伝統-」「FUNCTINALITY -機能性-」に基づいています。

KOKO3のデザインは、北海道旭川市の家具職人により丁寧に作り上げられ完成します。繊細な加工や仕上げが施され、長く愛用できるサイドボードとシェルフです。

過度な装飾はせず、モダンな空間にもナチュラルな空間にもすっと馴染むデザイン。

本体と扉の表面材にはペーパーヤーンファブリック、取手にはマットな真鍮をあしらい、フィンランドデザインらしい控えめながらもアートのように美しい、魅力的な仕上がりです。

表面材には、木の繊維を撚り集めたような独特な風合いが楽しめるペーパーヤーンファブリックが貼られています。

フィンランドのWOODNOTE社が20年かけて開発したもので、材料となるバージンパルプと天然コットンは、持続可能性に積極的に取り組み、FSC認証を受けているノルディックペーパー社のものを採用しています。

本体のデザインはできるだけシンプルにするために観音扉のみにしました。

シェルフの棚板の固定にもネジやボルトは使用せず、棚板の自重を利用した構造にしています。余分な補強をせずとも十分な強度が出るように考えられています。

KOTIシリーズは、多数のイデー家具を製造する北海道・旭川の工場で、確かな腕を持った木工職人が製造しています。湿気などで縮みやすく額縁内にぴたりと納めることが難しいペーパーヤーンを、ミリ単位の木工加工で実現。

シェルフの棚板を突き抜ける支柱と棚板に空いた穴の隙間を最小限に抑え、見た目にも美しく強度を上げる加工技術など、伝統の職人技が光る商品です。

サイドボードやシェルフは見た目だけでなく機能性も重要。

収納部分の扉の開閉はどんな方でもストレスなく使えるようにプッシュラッチを採用、軽い力で開閉できます。内部には広い収納スペースが確保され、40mmピッチで可動棚が付いているので、用途にあわせて細かな調整ができます。

ヘルシンキを拠点とするデザインスタジオKOKO3は、インテリア、建築、家具デザインの分野で、人とブランドのためのユニークなコンセプト、そして人間味のある型破りな空間デザインを提供しています。私たちのアプローチは、戦略的なビジョン、大胆不敵な創造性、そしてコラボレーション・デザインに基づいています。

過去20年以上にわたり、文化、商業、公共部門のクライアントとともに、職業環境、ホスピタリティ、リテールデザインの分野にわたって、ブランド・アイデンティティの共同作成、組織の改革、カスタマーエクスペリエンスの再定義、環境を再デザインすることで、クライアントの成功を支援しています。