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家具の製造・販売を行うWOOD YOU LIKE COMPANは、カルチャーデザインファームKESIKI INC.が事業を承継し、パーパス・ロゴ・ウェブサイトを刷新しました。
WOOD YOU LIKE COMPANYの代表は、KESIKIのファウンダーである内倉潤と石川俊祐が務めます。多くの企業再建に従事した内倉とデザインディレクターとして価値創出を行ってきた石川の経験を融合し、今後、新たなプロダクトやサービスを展開し、新たに定めたパーパスである「愛着がめぐる暮らしをつくる」の実現を目指します。
WOOD YOU LIKE COMPANYとは
WOOD YOU LIKE COMPANYは、1983年の創業以来、無垢の木を使った家具のブランドとして多くの顧客に愛されてきました。
2021年1月、企業や官公庁と共に組織や新規事業のデザインを行うカルチャーデザインファーム・KESIKI が、創業者からバトンを受け取りました。
KESIKIが提唱する「Being(組織づくり)」「Doing(プロダクト・サービスづくり)」の両軸で、日本では初となるデザインアプローチ型の事業継承を目指します。
デザインアプローチを基軸としたKESIKIのオリジナルメソッド「カルチャー・デザイン・ループ」。詳細はこちら(https://kesiki.jp/approach/)よりご覧ください。
パーパス(Purpose)とは
愛着がめぐる暮らしをつくる
どこにでもある日常の、ふとした瞬間。ぼんやり眺める。そっと触れる。
「やっぱり、これがいい」
そんな、物を愛おしむ毎日をつくりたい。
時を重ね、手入れされ、形が変わり、
あたらしい持ち主になっても、この想いのバトンをつなげたい。
人、もの、自然。
無垢の木の家具を通じてその関係を心地よく仕立て、
愛着がめぐる暮らしをつくる。
私たちは、まじめに、正直に、そんな未来を追いかけます。
ロゴ、ビジュアル(Authenticity)
テーマは「再構築」。長年WOOD YOU LIKE COMNPANYのシンボルとして親しまれてきたWマークの再解釈です。
縦、横、斜めに走るグリッド状の線は、建築の構造材である「梁」がモチーフ。 今まで大切にしてきた芯を残しながら、より良いブランド、そして会社になるための変化とチャレンジをしていきたいという姿勢を表しています。
緊張感のある繊細な線で構成されるアイコンと、タイムレスでありながらもモダンなフォントの組み合わせは、新しさと普遍性の融合。デジタルを含む新しい領域への拡張性を意識しています。
ウェブサイト・SNS(Narrative)
「愛着がめぐる暮らし」をテーマに、家具とその背景にあるストーリーやサービスがより分かりやすく伝わる場として、ウェブサイトをリニューアルしました。既存の製品やファクトリー周辺の風景などを撮り下ろし、遊び心を交えながら、WOOD YOU LIKE COMNPANYの世界観を表現しています。
https://woodyoulike.co.jp/
また、新しくオフィシャルInstagramアカウントも開設し、「愛着がめぐる暮らし」を写真やコンテンツによって伝えていきます。
https://www.instagram.com/wylc_official/
プロダクト・サービス・店舗デザイン(Experience)
2023年にかけて、既存の定番プロダクトのアップデートデザインや新プロダクトラインをローンチ予定です。また、これまで顧客サービスの一貫として行ってきたアップサイクルなどの活動をもとに、2023年にかけて“愛着がめぐる暮らしをつくるサービス”として順次ローンチする予定です。
<ローンチ予定サービスの一例>
・家具職人との対話型フルオーダーメイド:1人の職人が全工程を担う「一貫生産制」を活かし、マイスター(ベテランの職人)と対話しながら、こだわりの家具を作ることができるサービス。
・木から選ぶ家具作り体験:日本の森林を散策し、森について学ぶとともに、生きた木から家具をオーダー。不揃いな節目にも愛着が湧くような家具づくりが体験できるサービス。
・アップサイクル:購入したテーブルを数十年後、半分に切って二つのデスクに作り直し親子で分けるなど、住む家や家族構成が変わっても大切なものを使い続けられるサービス。
2022年8月以降順次、表参道ショップをリニューアル予定です。ブランドの世界観をより深く体感でき、ゆっくりと製品のオーダーやリペアの相談ができるような空間を目指します。また、2023年1月には、商品の新ラインの発表と同時に、表参道ショップ至近に新たなラボ・ショールームを開設予定です。