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東京都目黒区、静岡県浜松市に事務所、カフェを併設。
いぶし焼きは陶器の焼成方法の一つです。燻化により植木鉢表面に炭素膜が付与され、独特の黒い焼き上がりになるのが特徴です。
いぶしは元々植木鉢に使用されていたのでは無く、 瓦に用いられてきました。
特にその「いぶし瓦」の歴史は古く、飛鳥時代、奈良時代から重要な建築物に使用されていたと言われています。1400年以上前の奈良時代に葺かれた屋根瓦が日本最古のいぶし瓦とされており、現在も奈良市の元興寺の屋根に一部残っています。
今回、その伝統あるいぶし焼きの植木鉢を製造する三河焼「丸俊セラミック」のプロダクトに共感し、住宅や店舗の設計からインテリアを手がける設計会社「ハウストラッド」が、植木鉢をプロディースしました。
「古くなって捨てられるようなモノは、買わない。売らない。作らない。」
とういう当社の信念のもとに生まれた、デザインと実用性を兼ね備えた伝統あるいぶし焼きの植木鉢です。
製品特徴
いぶし焼きはその製造工程の都合上、窯変の影響を受けやすく鉢一つ一つの個性が出やすい製品です。
自分好みのいぶし鉢を選ぶ楽しみ、自分だけの鉢に出会う楽しみがあります。
また、使用状況、年月によりいぶしの表面は変化をします。植物の成長と共に植木鉢も変化し、味わいが出てくるのも特徴です。
HOUSETRADは購入時にピークを迎える住宅や家具は作りたくありません。 家は住むほどに、家具は使うほどに、味わいが出るものであるべきです。今回の植木鉢もそのコンセプトに沿ったデザインです。
三河焼
三河焼江戸末期の天保年間(1830~44)に長州(山口県)から今の愛知県碧南市新川地区に移り住んだ岡本銀造が七輪・コンロ・かまどを製造したのが始まりと言われています。
愛知県の碧南市・安城市・西尾市・高浜市で生産されている陶器類は、良質な三河粘土を原料にして製造されるものが多く、素焼・赤焼等の植木鉢は粘土のきめは荒いが、水はけが良く通気性に優れ、いぶし焼植木鉢は他産地にはない製品です。
三河焼モカシリーズ
※三河焼植木鉢のモカシリーズの一部もHOUSETRADがデザイン監修しています。
丸俊セラミック
丸俊セラミックは、三河焼の窯元として愛知県碧南市に会社を構えています。昭和初期に創業し、練炭コンロ・燃焼器具などを製造。昭和48年ごろから植木鉢の製造を開始。現在では植木鉢の他にも直火鍋やテラチップ(土壌配合改善剤)も製造しております。
丸俊セラミックは、新たな取り組みを積極的に行うことで三河焼の新しい可能性を模索しており、今回の取り組みはHOUSETRADの世界観に共感し協創することで、これまでには無いモノづくりを経験するができました。
今回の植木鉢が時を経て、味わいを増すという体験をしていただけることを楽しみにしております。
いぶしの土壌配合改善剤
マルチング使用例丸俊セラミックでは、廃棄物削減活動、リサイクルの取り組みとして、製造工程で発生する粘土を再利用し、テラチップ(土壌配合改善剤)として生まれ変わらせる事に成功しました。用土に混ぜる事で、保水性・通気性を向上させ植物の成長を促進させる働きがあります。
他、マルチング・鉢底石としても利用可能。
- HOUSETRAD cafe
HOUSETRAD cafe〒430-0919
静岡県浜松市中区野口町218−5 UプレースA
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ROJU cafe
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ハウストラッドが運営する静岡県浜松市のHOUSETRAD cafe、東京都中目黒のROJU cafeでも展示販売しております。浜松のHOUSETRAD cafeでは全ラインアップ、植物の販売もしております。
全国の三河焼取扱店にて購入可能です。
3月中旬発売
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