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全国的に夏場がピークの落雷。停電など広範囲に及ぶ被害をもたらしますが、「雷サージ」により家庭のパソコンや家電などが壊れてしまうこともあります。貴重なデータが雷で飛ばないように常日頃から落雷に備えましょう!
家電が壊れる「雷サージ」とは?
「雷サージ」とは、落雷時に一時的に発生する過剰な電圧・電流のことで、家電やパソコンの故障の原因となります。
この雷の電圧が、電線・電話線・TVアンテナ線など外部とつながるケーブルをつたって屋内に流れこみ、家電やパソコンに誤作動や故障をもたらす原因となります。
それでは普段雷からどのように身を守ればいいのでしょうか?
雷をブロックする雷サージ保護機能付きの電源タップを利用しよう!
いちばん簡単な対策は、雷サージ保護機能付きの電源タップを利用することです。。完全には雷サージの被害を防げませんが、被害にあう確率を下げることはできます。
雷サージ保護機能付きの電源タップは、雷の過剰な電圧を吸収して家電の故障を防いでくれます。ただし、ずっと利用できるわけではありません。
過電圧を吸収した電源タップは保護機能を失います。雷サージ保護機能付き電源タップが正常に機能しているときはランプが点灯しているので、ランプが消えたら買い替えが必要です。
手が届きにくい場所なら「トラッキング防止機能」が搭載された電源タップを使おう
コンセントにプラグを長時間差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグの間にホコリがたまり、たまったホコリに湿気を帯びると通電している電気によって発火してしまいます。このような現象をトラッキングと言います。
テレビや冷蔵庫などコンセントが見えにくい位置にある機器の接続にはトラッキング防止機能つきの電源タップを選びましょう。
また電源タップの差込口を接続予定の個数プラス2個を目安に購入しておくと、後々家電が増えた場合に便利です。
「雷が鳴り始めた」「停電になった」「家電が故障した」時の正しい対処法
雷が鳴りはじめたら電源には触るのをやめよう!
雷が鳴りはじめたら、感電の恐れがあるので家電やパソコンの電源には触れないようにしましょう。特にネットワーク家電など複数のケーブルで接続されている通信機器は被害を受けやすくなっています。
テレビの電源やアンテナ線、電話機・ファクスの電源や電話機コード・子機用充電台・電源プラグには触れないように注意しましょう。
停電になったら電源プラグを抜くことを忘れずに!
停電してしまった時は、家電製品の電源プラグをコンセントから抜きましょう。
復帰の際に、電源につないでいる家電製品が一斉に運転を再開してヒューズやブレーカーが飛ぶ恐れがあるためです。
特にエアコンや電子レンジなどは電力を多く使用するので、優先的に対応しましょう。
また、タイマー設定をしている製品は、復帰後に設定が取り消しになるものがあります。例えばテレビやブルーレイレコーダーの録画予約はそのまま残りますが、エアコンのタイマー予約は解除されます。取り扱い説明書を確認しましょう!
終わりに
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