目次|もっとみる
IOTが叫ばれている世の中。一人暮らしをしてルンバを導入している人も少なくないのではないでしょうか。しかし、部屋の角やデッドスペースの隙間など掃除が行き届かずホコリが溜まってしまうという経験も少なくないのではないでしょうか?今回は、そんなルンバが部屋の隅々まで掃除をしてくれる部屋の作り方を紹介します!
ルンバブルって言葉を知っていますか?
掃除しやすいお部屋や状態のことを「ルンバブル」って言います
ルンバブルとは、Roomba(ルンバ)+ able(できる)の造語で、お掃除ロボットのルンバで、掃除しやすいお部屋や状態のことを指します。
ルンバで掃除できるかどうかで日常の家事の大変さが変わってきます。ここでは、ルンバが拭き残しをしにくい部屋作りのコツを紹介します。
ルンバブルな部屋を作る4つのコツ
ルンバが乗り越えられる段差は2cm程度!
ルンバはカーペットなど2cm程度の段差は乗り越えられますが、それ以上になると進むことはできません。
部屋の広い範囲を掃除してもらうには、段差が少ないほうが良いです。
最近は、家を建てる際にルンバの動線を確保するために、段差が少なくなるように設計をする人も増えています。反対に、ルンバに登ってほしくない場所がある場合には、2cm以上の段差を作っておきましょう。
毛足が短いカーペットやラグを選ぼう!オススメはループタイプのラグマット
ルンバは裏面に回転するブラシが付いていて、ゴミやほこりなどをかき込む仕組みになっています。
そのため、絨毯の毛足が長いと、ブラシに毛が絡まってしまう可能性があるので避けたほうがよいでしょう。ルンバブルな部屋を目指す場合には、毛足が短いカーペットやラグを選ぶのがおすすめです。
オススメは、パイルが裏地にくるっと巻き付けられ繊維の端が表面に出ていないのが特徴のループタイプ。
厚みが2cm以内の薄いものが多く、耐久性も高いので、ルンバで掃除しても傷みにくいメリットがあります。
コード類はまとめよう
電源コードの類が床にあるとブラシでコードを巻き込んでしまい、ルンバが止まってしまうことがあるので注意が必要です。
ケーブルカバーを使ってコードを壁にはわせて床から離せば、見た目もすっきりしルンバの走行の邪魔になりません。
ルンバが通りやすい家具の選び方
床とのすき間が10cm以上ある家具を選ぼう!
ルンバ本体の高さはおよそ9.2cm。床から10cmくらいの高さが空いている場所であれば走行できます。
ソファの下やベッドの下などはほこりが溜まりやすいですが、自分で掃除をするのは大変です。ルンバが通れる10cm以上のすき間があれば、掃除しにくい場所でもスイスイと入っていってきれいにしてくれます。
絨毯やラグマットは厚さ2cm以内のものを
絨毯やカーペット、ラグマットの上もルンバで掃除をしたいという場合には、厚みが2cm以内の比較的薄手のものにするのがおすすめです。
ルンバは吸引力が強いので、カーペットやラグの繊維を吸ってしまうという点からも、毛足の長いものは避けるのがよいでしょう。
糸がループ状になっているパイル地のカーペットやラグであれば、よりルンバのブラシに絡まりにくく、丈夫で傷みにくいのでルンバでの掃除に適しています。
脚と脚の間は36cm以上あるものを選ぼう!
ルンバの直径は34~35.3cm。ダイニングチェアやサイドテーブルなどの脚の間が36cm以上あるものを選ぶのがおすすめです。
また家具家電と壁のすき間など、微妙にルンバが通れるくらいのすき間があると、戻って来られないといったケースでは、広げるか塞いでしまうか対策をとりましょう。
ルンバが走行できない狭い場所があると掃除できない範囲が増えてしまうので、ルンバがスムーズに走行できる幅で36cm以上の隙間をあけるよう心がけましょう!
床に物を置かないよう、工夫できる家具を選ぼう!
床に置いてあるものは少なければ少ないほどルンバが通りやすくなります。
収納付きのダイニングテーブルや掃除のときにテーブルの上に簡単にかけられるダイニングチェアだとルンバが通りやすくなり、よりきれいに掃除ができます。
おわりに
今回は、ルンバが活躍しやすい部屋作りについて解説しました!ルンバと言えども得意・不得意があります。ルンバが活躍する部屋は我々人間にとっても快適に暮らせる空間。言わばルンバで掃除ができる整理整頓が行き届いた部屋ならば、快適に暮らせます。これを機に部屋の整理整頓をしてみませんか?