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一人暮らしや家族が出来て新たにライフスタイルが変わったり・・・これを機に部屋をお洒落にしたいって思う人もいるのではないでしょうか?しかし、家具屋さんに行くと様々なテイストの家具がありすぎて困ってしまい尻込みしてしまう。そんな、経験を持った人も少なくないはず。そこで、今回は17種類のおすすめインテリアスタイルを紹介します!あなたにぴったりな部屋のスタイルを見つけませんか?
1・明るく温かみのある北欧スタイル
スッキリとしていて温かみのある空間が好きな人におすすめな北欧スタイル!
北欧スタイルの特徴は、寒さが厳しい冬が長く、室内で過ごす時間が長いため、明るく温かみのある色を多用しています。また、シンプルで飽きのこない家具や照明を用いています。
主な特徴として「温かみがある」「シンプル」「ナチュラル」「モダン」が挙げられます。
ベースカラーにシンプルな白やベージュ、メインカラーに木製の茶色を、アクセントにビビッとカラーを加えると北欧らしさが出ます。
家具は、パイン材やオーク材など明るいものを使用し、シャープでスタイリッシュなデザインを選びましょう!
スッキリとしていて温かみのある空間が好きな人におすすめなデザインです。
詳しくはこちらからご覧ください。
2・和の要素とモダンなデザイン”を掛け合わせた和モダンスタイル
和のテイストが好きな人におすすめな和モダンスタイル!
日本ならではの伝統的な”和の要素”と、現代的でスタイリッシュな”モダンなデザイン”を掛けあわせたスタイルを「和モダン」と言います。
日本の伝統的な畳や障子、襖などを使いながら直線的でスタイリッシュなデザインが特徴です。
畳や土壁、漆喰、竹、和紙、石など、和の要素を構成する自然素材(アースカラー)の色。
主に、茶、ベージュ、白、黒、グレー、緑系色が使うとらしさが出ます。
日本は古来から、畳に布団を敷いて寝たり、畳や床に座って寛いだりするという文化や生活様式がありました。
このような目線を低くする「低座の暮らし」は、和モダンインテリアのひとつの考え方となっています。
3・アジア各国の素朴で温かみを感じられるアジアンエスニック
毎日をリゾートのようにリラックスして過ごしたい人におすすめ!
アジアンエスニックスタイルとは、バリやタイ、インド、中国のようなアジア各国の素朴で温かみのある民族家具や織物を取り入れた癒し系のインテリアスタイルのことです。
白やベージュをベースカラー、濃い茶色をメインカラーにしてアクセントに赤や黄色、紫を加えるとアジアらしさが出ます!
アジアンエスニックの家具は、天然素材が基本となり「木材」「ラタン」「竹」「麻」を使った家具を選びましょう!
毎日をリゾートのようにリラックスして過ごしたい方におすすめのスタイルです。
4・素朴な雰囲気が特徴!ラスティックスタイル
古いものや自然が好きな人におすすめなラスティックスタイル
ラスティックとは「素朴な、田舎風といった飾り気のない自然そのまま」を意味します。
機械で作ったような直線的なものではなく、人間が手作業で仕上げたという人間らしさをあえて取り入れていることで、どこか懐かしさを感じるスタイルとなっています。
ベースカラーを白やベージュ、メインカラーをブラウンを選択し、アクセントにくすんだオレンジやネービー、黒を加えることで空間が引き締まります!
家具は、木目がはっきりしている物やラタンをコーディネートすることをおすすめします!
そこに麻やリネンやコットン、ウールを加えるとよりラスティックらしさが際立ちます!
古いものや自然が好きな人におすすめなスタイルです!
5・ナチュラルでホッと一息つける温もりのあるカントリー スタイル
欧米の田舎ののどかな雰囲気が好きな人にオススメ!カントリー スタイル
カントリースタイルとは、欧米ののどかな田舎をモチーフにしたスタイルとなっております。
木の質感をいかした家具などを多く使用し、ホッとできるようなぬくもりのある雰囲気が特徴となっています。
ベースカラーを白、メインカラーを木材の茶色にすると落ち着いた優しい雰囲気となります。白を使う場合は、くすんだ白をまたアクセントに暗い青色を入れることによりクールな印象を与えます。
また、木の重厚感ある温もりは時に野暮ったいと感じてしまう人もいます。そういう時は、アイアンアイテムを取り入れることで空間を引き締めることができます!
ナチュラルでホッと一息つける温もりのある空間が好きな人におすすめのスタイルです。
6・ヨーロッパの古典様式を取り入れたヨーロピアンクラシックスタイル
ヨーロッパの古典様式が好きな方は勿論、高級感のある空間が好きな人にぴったりな人にオススメなヨーロピアンクラシックスタイル
ヨーロピアンクラシックは、綺羅びやかでダイナミックなバロック調と、繊細で華麗な曲線模様を多く用いるロココ調などヨーロッパの古典様式を取り入れたスタイルです。
ベースカラーをシャンパンゴールド、メインカラーを艶のあるブラウンを差し色に赤や青を使うと高級感が出ます!
ヨーロピアンクラシックの家具は、重厚感のある家具を選びましょう!「ヴィクトリアン調」と「ロココ調」など新品の家具よりアンティーク調の家具を選ぶと重厚感がありより高級感のある空間になります。
また、家具の色やデザインに合わせ壁や空間の上に絵やタベストリーを飾るとさらに高級感が際立ちます。
ヨーロッパの古典様式が好きな方は勿論、高級感のある空間が好きな人にぴったりなスタイルです。
7・白をベースとしたくすんだ色をベースとするシャビーシックスタイル
アンティークや古いものが好きで、上品さを取り入れたい人におすすめなシャビーシックスタイル
シャビーシックは、古い意味を「shabby」と上品を意味する「chik」を合わせた造語です。使い古されたアンティーク感と上品さが残るスタイルです。
シャビーシックの基本色は、白をベースとしたくすんだ色が特徴です。
シックな印象にしたい場合は、白の他に「黒」や「グレー」などモノトーンを意識しましょう。
また、華やかな印象にしたい場合は「ピンク」や「紫」などの明るい色をコーディネートするといいでしょう。
家具は、塗料が剥げかけてるように見えるペイントのものがよく合います。
アンティークや古いものが好きで、上品さを取り入れたい人におすすめなスタイルです。
8・無駄を削ぎ落としたシンプルな空間が特徴なシンプルモダンスタイル
無駄を取り除いたシンプルな空間が好きな人にオススメなシンプルモダンスタイル
シンプルモダンとが「素朴な」「装飾の少ない」「やさし気な」エッセンスが融合したインテリアスタイルです。
不要なものを削ぎ落として白をベースに爽やかでスッキリした印象の部屋です。
部屋をクールにしたい場合はベースカラーを白、グレーでまとめると効果的です。
また、木材の明るいブラウンを取り入れることで優しい雰囲気に仕上がります。
シンプルスタイルの家具は、プラスティックやガラス、ステンレス、スチールなど人工的で現代的な物がよく合います。
なるべく、自然素材を使うのを避け光沢感があるものや質感がマットなものを使用しましょう。
また、ソファのファブリックはコットンなどの柔らかいものではなくレザーなどハードなものを選ぶといいでしょう。
無駄を削ぎ落としたシンプルな空間が好きな人にピッタリなスタイルです。
9・都会的でクールなライフスタイルを送る人にオススメなアーバンモダンスタイル
都会的でクールなライフスタイルを送る人にぴったりなアーバンモダンスタイル
ベースを白や黒、グレーのモノトーンカラーでまとめ落ち着きのある空間を演出し、ワンポイントでイエローやピンクなどのビビットカラーを入れると華やかな印象になります。
そこに濃い色の木材を加えることで、温かみのある空間になります。
アーバンモダンに合う家具は、無機質で都会的なグレーの家具が似合います。しかし、その色を入れすぎると冷たく無機質な空間になってしまうためダークグレーのウォルナットなどの木材をワンポイントに使っている家具をセットしましょう。
スタイリッシュながら落ち着く温かさや品のあるスタイルなため都会的でクールなライフスタイルを送る人にぴったりです。
10・上品で華やかながらも甘すぎない大人の女性らしさをイメージするフェミニンスタイル
可愛いものが好きだけど大人っぽさを取り入れたい人におすすめなフェミニンスタイル
上品で華やかながらも甘すぎない大人の女性らしさをイメージしたのがフェミンスタイルです。
淡い色のピンクなどの色味でふんわりしたファブリックを使ったインテリアが特徴です。
白をベースカラーにアクセントとしてピンクやグレーを使いガーリな要素を取り入れながら大人っぽい雰囲気を醸し出すことができます。
家具は、少し丸みのある柔らかな曲線のある家具を選びましょう。
可愛いものが好きだけど大人っぽさを取り入れたい人におすすめなスタイルです。
11・無骨な雰囲気が好きな人におすすめなインダストリアルスタイル
工業的で飾り気のない無骨なデザインが好きな人にオススメなインダストリアルスタイル
インダストリアルスタイルとは、工業的で飾り気のない無骨なデザインで、丈夫な素材が大きな特徴です。
カラーパターンは、黒やダークグレーの無彩色を基本とし木のブラウンを加えることで優しい雰囲気になります。
家具は、スチールなどの無機質な金属や少し少し柔らかさを出したい人は、木材と金属を加えた家具を選びましょう。
また、ソファを選ぶ際はブラックやダークブラウンの革張りのものを選ぶことで全体がぐっと落ち着いた空間になります。
インダストリアルが醸し出す無骨な雰囲気が好きな人におすすめスタイルです。
12・ラフな素材を取り入れた気取らないおしゃれさが特徴なブルックリンスタイル
お洒落でヴィンテージ感がある空間を好む人におすすめなブルックリンスタイル
ブルックリンとは、アメリカのニューヨーク市に5つある区のひとつ。
レンガ造りの古いアパートが数多く残っており、おしゃれと懐かしさが混じった雰囲気も感じられます。
ブラックリンスタイルは、ラフな素材を取り入れた気取らないおしゃれさが魅力です。ブルックリンスタイルの基本アイテムは、レンガです。
レンガの壁に、ブラックやダークカラーなど明度の低いアイテムを取り入れるとらしさが出ます。
カラーをプラスする場合は、明るさを抑えたスモーキーカラーを加えるのがおすすめです。
家具の素材は、木材やブラックやアイアン、レザーがよく合い、一部にアンティークな家具を取り入れると部屋に重厚感が生まれます。
お洒落でヴィンテージ感がある空間を好む人におすすめなスタイルです。
13・鮮やかなブルーで飾る海を感じさせるマリンスタイル
海が好きな人にぴったりなマリンスタイル
マリンスタイルとは、鮮やかなブルーで飾る海を感じさせるスタイルです。
爽やかなブルーや自然素材、ヴィンテージな素材を組み合わせるとマリンスタイルとなります。
カラーパターンは、白をベースカラーにブルーをメインカラー、そして明るいグレーを合わせることでブルーの涼し気な雰囲気を与え更にグリーンを追加することで優しい雰囲気になります。
マリンスタイルの家具には清涼感のあるブルーファブリックを使用した物や、エイジングペイントの家具や白系の家具を使用しましょう。
他にも灯台のオブジェなど海を感じる雑貨を置くことをおすすめします。海が好きな人にぴったりなスタイルとなっています。
14・1950年代に流行ったPOP カルチャーをベースにしたカラフルなレトロポップスタイル
明るいポップな空間が好きな人におすすめなレトロポップスタイル
レトロポップスタイルとは、1950年代に流行ったPOP カルチャーをベースにしたカラフルなインテリアスタイルです。
ミッドセンチュリー時代のスヌーピーなどアメリカポップカルチャーを基にした遊び心に溢れたスタイルです。
ベースカラーを白、メインカラーに赤を選びパックマンなどのレトロな雑貨を配置しましょう。
家具は、アメリカのジョージネルソンやイームズなどのデザイナーズ家具を取り入れるとアメリカンレトロらしさが出ます。
ミッドセンチュリー時代のスタウォーズを始めとしたポップカルチャーが好きな人は勿論、明るいポップな空間が好きな人におすすめなスタイルです。
15・カラフルな色使いが大きな特徴なミッドセンチュリーモダン
ポップで落ち着いたヴィンテージ空間が好きな人にぴったりなミッドセンチュリーモダン
ミッドセンチュリーは、「1世紀の真ん中」という意味があります。家具インテリアの業界では20世紀中盤のデザインの呼称として使用しています。
ミッドセンチュリーなスタイルは、カラフルな色使いが大きな特徴です。しかし、色が多くなるとインテリアが雑多なイメージになってしまいます。
明度が強くコントラストの強いカラーで揃えることで多くの色を使ってもまとまりが生まれます。そして、白や黒やグレーのモノトーンを加えることで空間に抜け感を演出することができます。
ミッドセンチュリーの家具は、木材やプラスティクの中でも成形合板などを取り入れ、曲線などを多用した大胆なデザインが特徴です。
チャールズ&レイ イームズなどデザイナーの家具を一つ取り入れるだけでもミッドセンチュリーらしさが一気に出ます。
ポップで落ち着いたヴィンテージ空間が好きな人にぴったりなスタイルです。
16・時間を重ねた深い味わいのある高級感と重クールなイメージが特徴なヴィンテージスタイル
古いものが好きで渋いインテリアが好きな方にぴったりなヴィンテージスタイル
ヴィンテージには、年代物や「古くて価値がある」という意味があります。
時間を重ねた深い味わいのある高級感と重クールなイメージですが、どこか懐かしいあたたかみのある雰囲気が魅力です。
ブラックやダークグレーなどの暗めの色で揃えるとヴィンテージな雰囲気が出ます。日本では、多くの物件の壁紙が白なことが多いです。
そういった時は、ソファなど大きめの家具にダークカラーを選ぶとコントラクトが部屋が引き締まります。
ヴィンテージスタイルに合う家具は、木材とスチールを組み合わせたもの、ソファはラフにしたい場合はデニムを、高級感を出したい場合はレザーを使いましょう。
古いものが好きで渋いインテリアが好きな方にぴったりなスタイルです。
17・北欧や和の空間が好きな人にオススメ!ジャパンディスタイル
今海外で流行しているインテリアスタイルを取り入れたい人におすすめなジャパンディスタイル
ジャパンディとは、ジャパン(日本)とスカンジナビア(北欧)の要素をミックスしたスタイルです。
日本には古くから「間」と呼ばれる考えがあり敢えて余白を作り、その見えない空間の中に「美」を感じるという考えがあります。
ジャパンディスタイルはこの「間」の美意識に北欧の居心地やすさや暖かみを合わせたスタイルです。
ベースカラーに白、メインカラーに木材の茶色を選びアクセントにグリーンやオレンジを加えるとジャパンディらしい雰囲気が出ます。
家具は、木材などの自然素材を使い職人が細部にこだわり作ったシンプルでスタイリッシュな和モダンよりはカジュアルで、北欧よりは落ち着いたスタイルの家具を選びましょう。
北欧や和の空間が好きな人や、古いマンションなど一般的な日本の部屋に北欧要素を入れたい人におすすめのスタイルです!
18・塩系インテリア
塩系インテリアは名前のとおり「あっさり」とした印象のお部屋で、ごちゃごちゃした雰囲気は一切ありません。全体的に薄いトーンのものが多く、飾り気のない無骨さが特徴です。
モノトーン系やベージュなどの優しいブラウン系などでまとめ、無骨さを取り入れることで塩系インテリアらしさが出ます。
棚などの収納は、直線的で機能美あふれるデザインを選びモデルルームのような生活感がない部屋を目指しましょう。
最後に
家は、どんな時でも必ず帰ってくる場所です。
だからこそ、あなたの部屋をあなた自身が世界で一番好きになれるようこだわってみませんか?
この記事を書いた人
アズスク編集部
家具の業界新聞で3年間記者をしていた2人が立ち上げたAZLEADが運営するアズスク。
家具・インテリア業界の最新情報から部屋を彩るインテリアのコツまで様々なインテリアの情報を発信してまいります。
インテリアに携わる様々な⼈とコラボレーションしながらインテリアの未来をLEADしていきます。