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オシャレなインテリアを買ってもうまくいかない・・・いまある物で垢抜けた部屋を作りたい!そんな人は少なくないのではないでしょうか?インテリアはセンスがないとオシャレに出来ない!そう思っていませんか?インテリアにセンスなんて必要ありません!今回は、そんなインテリアのコーディネートで活躍するインテリアの配置のコツやカラーコーディネートの法則を紹介します!この法則にのっとれば垢抜けた部屋をおしゃれにすることができます。是非、ご覧ください!
1. シンプルなものと複雑性のあるものを分けよう(シンプル:複雑性のアイテムの割合は7:3)
全てのインテリアアイテムは、2つの種類に分けられます。それは、シンプルなものと複雑性のあるものです。
色数が少なく形も単純で清潔感があるのがシンプルなインテリア
素材感がないような新品の家具は“シンプルなもの”に分類されます。
シンプルなものは、色数が少なく形も単純で情報量が少なく清潔感がありスッキリと見えます。
例えば、プラスチックなどで出来た椅子。製品名であげると「シェルチェア」のような製品です。
節や木目がしっかり出ている無垢材などが複雑性があるインテリア
それに比べてアンティークの家具は古い木が経年変化しているので、“複雑性のあるもの”に分類されます。
複雑性があるインテリアとは、色味が多くまた装飾が派手に施されたりなど華やかな印象のあるインテリアです。
例えば節や木目がしっかり出ている無垢材です。
インテリアを構成する要素
シンプル:複雑の割合を「7:3」へ 、シンプルだけど少しラフさがある空間へ
インテリアを構成する要素として「空間の広さ」「家具と照明やオブジェ」「配色」が挙げられます。
何も置いてない新居の状態をシンプル100%の空間と考えそこに30%の複雑性を加えるとイメージでコーディネートしていきましょう。
シンプルだけど少しラフさがある空間を目指そう
シンプル:複雑の割合を「7:3」へ
お洒落なインテリアは、シンプルなインテリアアイテムと複雑性のあるインテリアアイテムの塩梅がうまく取れています。
その塩梅とは、シンプル:複雑の割合を「7:3」で揃えることです。
シンプルだけど少しラフさがある塩梅が部屋を一気にオシャレにしてくれます。
この写真を解説します。
部屋の大部分を白でコーディネート
部屋に大きな印象を与える壁や床などの色をシンプルな白を取り入れています。
様々な素材のインテリアを取り入れ複雑性を加えよう!
そして、家具やライトをファブリックやコルク、アイアンなど様々な素材を使い複雑性のある空間を演出しています。
それだけですと、まだシンプルに寄りすぎるので壁の一部を格子状に装飾があるモノに変更しシンプル:複雑性の割合を「7:3」に調整しています。
今あるもので垢抜けた部屋を作れるインテリアで使える法則
いきなり、シンプル:複雑の黄金比7:3を意識することが難しいという人は他にもこのような法則を意識しましょう!
法則1・床が見えている部分と家具の比率は7:3
床が見えている部分が7割、家具が置かれている部分が3割の状態を心がけましょう!
家具が多すぎて、床の見える部分が少ないと乱雑な印象になってしまいますし、あまり少なすぎても殺風景になってしまいます。
必ずしも守らなければオシャレにならないというわけではないのですが、理想は7:3です。
法則2・カラーの配分の黄金比 7:2.5:0.5
床、天井のベースカラーを70%、イスやテーブルのメインカラーを25%、小物の色を5%へ
床、天井、壁などのベースとなるカラーを70パーセント、イスやテーブルなどのメインカラーを25パーセント、クッションや雑貨など部屋のメリハリをつける小物の色を5パーセントという配分にするのがおすすめです。
部屋の壁紙が白であればベースカラーを白に決めて、部屋の全体的な印象として白が大体70パーセントあるなという状態にもっていっていくとバランスが良くなります。
メインカラーはそこまで派手な色にはしないで自分の好きな色を選びましょう。
残りの5パーセントはちょっとだけ色をいれるイメージで大丈夫です。
たとえば、何かお気に入りの置物でもいいのですが、部屋に置くものの中で、ちょっとだけ差し色のように目立つ色を置きましょう。
このときに注意することは、1か所に置くだけだと少し違和感が出るくらいになってしまうので、その色を違う場所にも少し入れるようにすると、バランスが取りやすいです。
2. 今ある部屋を整理しバランスを整えよう
整理整頓をすることは、大切です。
皆さんは、エントロピー増大の法則をご存知ですか?
「自然(世界)は、 常に、エントロピー(乱雑さ)が『小さい→大きい』という方向に進む。 すわなち、自然は『秩序から無秩序へ』という方向に進むという法則です。
これは、インテリアにも同じことが言えます。
日々、モノが増えて乱雑さが増しまた配置が乱雑になります。
常にモノを整理することが大切です。
それでは、どのように整理をすればいいのでしょうか?
違和感があるものは捨てて部屋をシンプル100パーセントの空間にしよう
使わなくなったものを捨てたり、生活感があるものを目線から排除をすることは大切です。
なぜなら、違和感を排除していくと自然と部屋は整います。
いざ、モノを捨てるとなると何を捨てていいのか分からないですよね。
そこで、「モノを捨てられる10のコツ」を見出しだけご紹介します。
下のリンクで詳しく紹介しています。
- 明らかな「ゴミ」から捨てよう!
- 複数あるモノは捨てよう!
- 1年使わなかったモノは捨てよう!
- 見栄を張るために買ったモノは捨てよう!
- 捨てづらいモノは、写真に撮って捨てよう!
- 何もない空間(余白)を大切にしよう!
- 「買うとき高かったから」という理由で残すのはやめよう!
- お店で買えるモノは捨てよう!
- モノの連鎖の大元から捨てよう!
- 1つ買ったら1つ捨てよう!
3. 複雑性を足しましょう!
いらないモノを捨てた空間は、シンプルになります。
そこで、次はシンプルになった空間に複雑性を足していきましょう!
モノや節や木目がしっかり出ている無垢材など複雑性のあるインテリアを追加しよう
例えば、アンティーク家具で表面に使用感があるモノや節や木目がしっかり出ている無垢材。
籐などアミアミしているモノや金属・モルタル・ガラスなど異素材を取り入れるのもおすすめです!
まず、最初に買うアイテムは「椅子」をおすすめします!
デンマーク人は初任給で「椅子」を買う!
北欧デンマークの人たちは、初任給で椅子を買います。
椅子は、部屋で居心地の良い空間を作ってくれるだけでなく、造形的な美しさがあります。
言わば「椅子は、道具であると同時に美術品」でもあります!
さらに、ソファに比べコンパクトであり誰にでも取り入れやすく加えて、引っ越しで買い替える必要がなくあなたの人生に文字通り寄り添います。
高級な椅子が一つあるだけで、空間をグッと垢抜けた印象に、そしてヒュッゲ(暖かい、居心地の良い雰囲気)な空間になります。
植物を置いて複雑性を演出しよう
ある程度ボリュームがある植物は、空間に色味が足され枝や葉っぱなどで程よい複雑性を生み出します。
インテリアとして植物を取り入れるには、鉢物を置いたりハンディングと呼ばれる植物を吊るす方法、フラワーベースに枝物を活けたりドライフラワーを飾る方法があります。
植物の緑色には、目の疲れを和らげたり大脳皮質の働きを活性化させたりする働きがあります。室内に観葉植物があると心が癒され落ち着きます。
是非、植物をインテリアに取り入れてみましょう!
4.多灯照明にしよう
天井照明は、灯一つで部屋を明るくできるので便利ですが部屋が均一に灯があたり影ができにくく部屋が単調なイメージを与えてしまいます。
天井照明をやめて複数の照明を使うことにより影ができ、部屋にメリハリが生まれ奥行き感が生まれ部屋がお洒落になります!
部屋に必要な光量の目安は1畳40W
目的やシーンによって必要な明るさは異なりますが、目安として1畳あたり約40Wと言われています。お部屋の広さが8畳なら40W×8=320W、10畳なら40W×10=400Wと、この目安さえ覚えておけば、お部屋のライト選びも簡単です。
ひとつのライトですべての明るさを満たすのではなく、複数のライトを組み合わせることで光と影のリズム感がある素敵なお部屋に仕上がります。
4.5畳(7㎡) | 6畳(10㎡) | 8畳(13㎡) | 10畳(17㎡) | |
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合計(ワット数) | 60-180W | 100-240W | 240-320W | 320-400W |
下記リンクでも特集しています!是非、ご覧ください!
おわりに
今回は部屋をお洒落にするインテリアの法則を紹介しました。シンプル:複雑の割合を「7:3」へ 、インテリアの配色の法則を7:2.5:0.5にするなど様々なインテリアの法則があります。インテリアがうなくいかない人はこの法則を意識しましょう。今あるインテリアを使って垢抜けた部屋を作るのにセンスは入りません。また20222年のインテリアトレンドを特集しています。是非、ご覧ください。