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みなさんは、無印良品が好きですか?無印は「MUJI is enough/無印でいいや」と言う観点でモノづくりをしています。無印良品の製品を買うと「ふつうに良いもの」が手に入りますよね。今回は「ふつう」を大切にしているプロダクトデザイナー深澤直人さんの手がけるインテリアを特集します。時計やソファなど様々なインテリアを手掛けています!果たしてどんなインテリアがあるのでしょうか?
深澤直人さんのデザインするインテリアの特徴
深澤直人さんのデザインするインテリアの特徴は「ふつう」であり細やかな所にユーザーの気配りがあるということです。
「すべての人が持っている共通項を探すと、人間が生きていく真理や真実に行き着く。それに気づけたら、「人はこういうときにはこうするよな」と確信が持てる」とインタビューで語っています。
その時代のライフスタイルから「ふつう」を導き出す深澤さんのプロダクトを手に取ると「ちょっといいふつう」の生活が「ふつう」に出来ます。
無印良品で手がけた深澤直人作品
ソファ本体木製フレーム
木製のフレームを採用しており、背面の格子状フレームが抜け感を感じさせるシルエットが美しいソファ。部屋の中央に置いてもスッキリとした印象を与える。¥57,900〜/良品計画
ソファベンチ
成田空港第三ターミナルに設置されているソファベンチ。座ることはもちろん、寝そべったり、遊んだり、食事したりすることができる暮らしの在り方を見つめなおして作ったソファです。
どんなシチュエーションにも「ふつう」に過ごせるソファベンチとなっています。
青白磁シリーズ(Found MUJI)
つややかな肌に淡く青みが挿した青白磁は宋の時代を代表する中国の器です。
家庭であらゆる国や地域の料理を楽しむようになった現代。 青白磁はどんな料理も映え美味しさを引き立てます。茶器をはじめ皿、鉢など、今のくらしにとりいれやすい青白磁の食器シリーズをつくりました。
MUJI HUT
部屋の中はおよそ9m²とコンパクトですが、縁側や奥に向かって屋根の傾斜をつけることで3〜4人でもくつろげる広さを生み出しました。
小屋の木材は100%国産。外壁は、造船業で古くから使われてきた杉材を焼いて強度を高める「焼杉」の手法に加え、オイルステインで仕上げることで、防腐性、耐久性を高めました。内装は好みの壁をつくることもできるよう、無塗装のまま仕上げています。
バーを自由に調節できる ハードキャリーケース
キャリーバーの高さを自由に調整できる、ストッパー機能付きのキャリーケース。デザインコンセプトはスーツケースの中に「皆さんの日常の生活の幸せが全部収まっている」だ。
使ったら片づける。汚れたら洗う。増えすぎたら捨てる。迷ったら買わない。こういうことの繰り返しが、すごく平穏な心を保っておりそんな「ふつう」の幸せを旅先でも味わえる。¥14,900/良品計画
スタンドライト
ホテルで使用される定番のかたちを家庭でも使用できる商品に仕上げたスタンドライト。どんなインテリアスタイルにも合いあなたの何気ない「ふつう」の生活を与える。 ¥34,780/良品計画
掃除用品システム・木製ショートポール
掃除用品システムのヘッドと組み合わせて使うポールです。永く使うことで手になじむ天然木を使用しています。接続部のボタンは破損時に交換できます。
アルミの柄に比べ温かみのある印象を与え、掃除用システムのヘッドを組み替えることで様々なライフタイルにも寄り添うことができる。¥1,290/良品計画
デジタル時計
上下左右、より広い角度から液晶表示が見やすいデジタル時計。時計本来の役目である「時間を確認する」という原点に立ち返り、バランスの良い「時と分」の表示からデザインされた。¥4,990/良品計画
家電シリーズ
「本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくる」という考えをもとに、高度化した複雑な機能ではなく、単純な機能の、永く使える暮らしの道具としての家電を提案します。
家電としての機能を追求するのではなく、使う人のことを考えてプロダクトデザインするのは深澤先生らしいです。
REAL FURNITURE
『50年、100年と使い続けられる家具』を目指して作られたシリーズである「REAL FURNITURE。」
たっぷりと厚みのある無垢素材を、熟練の職人が精緻な木工技術で組み立てているため
硬く丈夫で長持ちな上、シンプルなのに飽きのこない、正に一生モノに相応しい家具だ。
オーク材ベンチ
北米産のホワイトオークを使用しています。中国で古くから使われてきた伝統的な形状のベンチで、コンパクトなサイズと汎用性の高さが特徴だ。¥8,490/良品計画
壁掛けCDプレーヤー
「スイッチのヒモを引いて空気のように音が流れる」という、その全体を感じ取っている。その全体の中の配慮がMUJIを成しているという意味で、このCDプレーヤーは、その考えを端的に表している。
電源コードを下に引くとCDのON/OFF操作ができる再生専用の壁掛式CDプレーヤーで、1999年から愛されているデザインだ。
コーヒーメーカー
忙しい朝でも、タイマーで挽きたて淹れたてのドリップコーヒーを楽しむ日常を「ふつう」にしてくれるコーヒーメーカー。ハンドドリップの正しい抽出方法を研究、コーヒーの抽出で最も重要なお湯温度の管理、豆の成分をしっかり抽出するのに必要な「30秒間」の蒸らし工程など、プロのハンドドリップを忠実に再現した。¥19,900/良品計画
マルニ木工
鳩時計
ひとつずつ、丁寧に手作りされたふいごを使用した鳩時計です。電子音とは異なる自然であたたかい音色で、時刻の数だけ鳴きます。¥5,490/超品計画
HIROSHIMA
シャープな輪郭はそのやわらかな造形をより際立たせ、見る角度によって表情が変わる美しいシルエットが生まれるチェア。。なだらかな曲面や脚へつながる接合部は、継ぎ目が目立たないように合わせられ、丹念な手仕事によって仕上げられています。アメリカのApple本社にも採用された日本を代表するチェアだ。¥107,800/マルニ木工
ACTUS
AOYAMA
誰もが思い描く木の椅子の定番を目指し、日本の木工技術の粋を集めて作られました。椅子を正面から見た際に美しくするために、脚には縦にライン状の木目が出る柾目(まさめ)を採用。
テーブル天板には直線の部分がなく、絶妙なカーブを描いています。150~200cmまで10cm単位でのオーダーが可能ですが、それらは単純な幅の大小ではなく、どの大きさでも最も美しく見えるカーブにデザインされている。シンプルですっきりとした印象を与えるブランドだ。¥102,300〜/アクタス
「ふつう」であり細やかな所にユーザーの気配りができる深澤直人作品
「ふつう」なモノってどういうモノですかと問われた時、中々言語化するのが難しいと思います。
深澤直人さんはふつうについてこう語っています。
「ふつうは、いらないモノを省き必要最低限なものだけを取り込む。文化や時代が変わればふつうが違う。」
つまり世の中のライフスタイルを常に観察し必要最低限な機能だけを搭載したプロダクトを作成しています。
そんな「ふつう」を探求する深澤直人さんのプロダクトを手に取ってみてはいかがでしょうか。
また深澤直人さん以外にも有名インテリアデザイナーがどんなインテリアをデザインしているか特集しました。
是非、ご覧ください。