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まるで洋館のように厳かで格式高い雰囲気が特徴的なゴシックインテリア。イギリスやヨーロッパなど海外の雰囲気が大好きな人にとってぴったりなインテリアスタイルです。
しかし日本の部屋は狭くまた和室のある部屋が多くなかなかうまく再現できません。ヨーロッパの洋館のような空間が好きなだけどそれが再現できず自分の部屋が平凡に感じ物足りなさを感じている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで自分の部屋を洋館のようなゴシックな雰囲気にまとめるコツを紹介します。アズスクという家具・インテリアの情報プラットフォームを運営していて日々インテリアについて勉強をしている私が解説。この記事を読んで自分の部屋を好きな洋館のようなゴシックな空間にしましょう。
ゴシックスタイルの部屋ってどんなイメージ?
ゴシックとは、12~15世紀のヨーロッパで主流だった建築様式を指す言葉
ゴシックとは元々は12〜15世紀のヨーロッパで主流だった建築様式を意味する言葉でしたが、次第にさまざまな意味で使われるようになりました。
ゴシックスタイルの部屋は、退廃的なイメージや、ホラー的な暗さ、懐古的、幻想的なイメージで使われることが多いです。
そのため、ゴシックスタイルはダークカラーがテーマカラーで、部屋全体が薄暗い印象が強いです。
そんな暗い部屋に、柔らかい曲線的な家具や照明、アンティークな柄を取り込んだ空間にすることで、今でいうゴシックスタイルのイメージのお部屋が完成します。
ゴシックスタイルな部屋の作り方を紹介
部屋全体をダークカラーでそろえよう
ゴシックスタイルのインテリアといえば、黒、紫、赤といったダークカラーがよく使われます。
荘厳さや暗い雰囲気を出したければ、トーンを落としたダークパープルやワインレッドを使うと良いでしょう。
ゴールドやシルバーを取り入れたい場合は、キラキラと輝くものよりも、燻したようなくすみのあるものがよく馴染みます。
ゴシックな部屋を構成するおすすめな壁紙
壁紙は、ダマスク柄(花や果物などの植物をつなげて繰り返す柄)、アラベスク柄(植物のツタをつなげて繰り返す柄)を選びましょう。
クラシカルなゴシックのイメージにぴったりです。市松模様(チェッカー)を取り入れると、近代的でパンクな要素が入ります。
例えばサンゲツさんのSGA2482。
大柄のダマスク柄をラメのインクで表現した高級感ある壁紙です。
ゴシックな部屋を構成する雑貨の選び方
バラや蝶、羽、骸骨、標本、十字架などをモチーフにした雑貨やファブリックを選ぶと、ゴシックらしいイメージにまとまることができます。
ベルベット素材やファー素材を取り入れれば、ゴージャス感がプラスされます。
特におすすめなのは【ミラクルキューティー】蝶のレプリカ標本 (スカシジャノメモチーフ)。
スカシジャノメをモチーフにした、レプリカの標本です。コロナ禍で気軽に外に出れない昨今。自然を味わえせてくれるアイテムです。
ゴシックな部屋を構成するのにぴったりな家具の選び方
ゴシックスタイルでよく使われるのは、柔らかい曲線を描く猫脚の家具です。テーブルや椅子、ベッドなど、さまざまな猫脚家具があるため、好きなものから取り入れましょう。
猫脚家具の他にも、ツイストやボビンレッグなど、飾りのあるアンティーク家具が人気です。
おすすめは、ロイヤルソファズさんのブラックPUレザー&シルバーカラースタッズカブリオールレッグウイングバックチェアです。
美しいラインの猫足とボタン留めや飾り鋲が本格的な作りのウイングバックチェアです。
また机のおすすめは、ノワール デスク80 です。琥珀色をベースにしたアンバーブラック塗装に使いこんだように見えるシャビー仕上げを施したプライベートルーム向けアンティーククラシカルデザインのチェストと教会の大窓をモチーフにした背もたれと手作り彫刻で仕上げた繊細でシャープな印象のターンドレッグ(ロクロ脚)のチェアを合わせたこだわりのオリジナルアクセントファニチャーシリーズです。
ゴシックな照明を構成するには燭台立てが付いたシャンデリアを
照明には、燭台立てが付いたシャンデリアがおすすめです。
そうすることで洋館のように部屋を大幅にクラシカルな空間に変えられます。
おすすめは、シャンデリア「ピュアブラック C2020-B」約4.5畳用です。
照明器具を幅広く手掛けているデザイナー並木紀之の作品。古典的なシャンデリアを現代的にアレンジしたシリーズ。
豪華な装飾や色彩を取り除き、優美で美しいフォルムを残しています。
本体は軽量の木材を使用しています。 独創的な漆黒のオブジェはインテリアに洗練された気品と趣をもたらしてくれます。
クラシカルで上品な空間やエレガントな空間がお好きな方におすすめです。
インテリアをコーディネートする上で知っといた方がいい法則を紹介
床が見えている部分と家具の比率は7:3
家具が多すぎて、床の見える部分が少ないと乱雑な印象になってしまいますし、あまり少なすぎても殺風景になってしまいます。
必ずしも守らなければオシャレにならないというわけではないのですが、理想は7:3です。
インテリアの法則については下記記事にて公開しております。是非、ご覧ください。
部屋全体をダークカラーでそろえておしゃれなゴシックなインテリアを作ろう
ゴシックな部屋を作るには部屋全体をダークカラーでそろえましょう。洋館のような厳かな空間はインテリアをセレクトすることであなたの部屋でも作ることができます。部屋はどんな時でも帰る場所です。理想の部屋を作りましょう!