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誰でもお洒落な部屋を作れる「部屋づくりのコツ」!今回は、壁紙と部屋の印象の関係性について解説します!それでは、早速見ていきましょう!
部屋にメリハリをつけよう
もし、あなたが家やアパート全体の壁紙を張り替える時「見通し線」を意識することが大切です!
あなたが、廊下を歩いている時どの部屋が同時に見えますか?
壁紙は、各部屋が合わさることでハーモニーを生み出します。意識的に各部屋ごとにテンポを変え家の中をワクワクさせましょう!
壁紙は、壁ごとに決めるのでなく「全体を意識して選ぶ」
例えば、テンポを落として穏やかな雰囲気を作りたければ、巨大な柄が効いた壁紙の隣の部屋に無地の壁紙を用意しトーンダウンさせるのは効果的です!
また、前の部屋の巨大な壁の中から、次の部屋に使う壁紙の色を選ぶと部屋に連続性が生まれます!
壁紙は、壁ごとに決めるのでなく「全体を意識して選ぶ」事が重要です!
壁紙をお洒落にしたいけど不安なあなたへ
カラフルな部屋を作りたいと思った時、色の組み合わせを不安に思ってしまう人も少なくありません。
色の組み合わせについて過去に特集しました。こちらからご覧ください。
もし、何色にするか困った時は、色がグラデーションになった薄い柄のものを選ぶのが無難です!
壁紙は、何も四方の壁全てに張る必要がありません!小さな部屋やあまり使わない箇所から始める事をおすすめします!
トイレや小さな部屋からあなたの理想の部屋を作りましょう!
主役壁
部屋の壁4面全てでなく、1面だけペイントや壁紙で仕上げた壁の事を「主役壁」と言います!
トリムボーダー
壁を上下で二分にするようなに張る細い板。その上下に別の壁紙を貼るのが一般的です。
腰壁(ボアセリー)
木を意味するフランス語の「ボア」が語源。壁の下部にモールディングの入った木製パネルを張り、上部をペイントするか壁紙で仕上げた壁を「腰壁」と言います。
壁の傷や汚れは、床面から腰の高さ程度までの範囲に生じやすいという特徴があります。移動の際に擦ったり、物を運ぶときにぶつけたりするため、どれだけ気を付けていても壁の上部よりも傷んでしまうのが実情です。
その補強として使用するのが腰壁です。また、トイレやキッチンで腰壁が多くみられます。
理由としては、下部の壁が汚れやすく、臭いが気になりやすいため、タイルなどの水を弾く素材や防臭性のある素材を使用し清潔に保つためです!
視覚効果と部屋の大きさ
色と同じく、壁紙や柄の視覚効果で目の錯覚を起こし、小さな部屋を大きく広々として見せたり、大きくてがらんとした部屋をアットホームで温かい雰囲気に見せる事が可能です!
前回、壁紙の柄が部屋にどう印象づけるのか前回特集しています!こちらからご覧ください。
壁紙のライン、幅、方向、柄の大きさ、明るい色や暗い色などを利用し、視覚的イリュージョンを作りましょう!
小さな壁
小さな壁に柄を入れても、部屋の印象にそこまで大きく影響を与えません。部屋のテンポを少し変えるアクセントになります。
大きな壁
大きな壁は、部屋に大きな影響を与えます。一番大きくて第一印象になる壁です。
この壁だけに柄を入れて「主役壁」として部屋のテンポを大きく変える事も可能です。
コントラストで部屋のテンポを変えよう
この壁に柄や色を入れるときドアや巾木、回り縁とコントラストを意識することが大切です。
巾木や回り縁などはこちらで詳しく解説しています。
ドアを目立たせないカモフラージュ効果
廊下を歩いているとドアは目立ちます。
これは、部屋のテンポを考えるときドアを目立たせたくないと考える人も少なくありません。
ドアと似た色の壁紙を入れることでカモフラージュ効果でドアを目立たせたくなくする事が可能です。
ドアを生かして空間にアクセントをつけよう
主役壁である大きな壁とドアの色を合わせつことでより空間にアクセントをつける事が可能です!
目の錯覚を利用し部屋を細長く見せよう
ドアがある壁と大きな壁の柄や色味を合わせることで、部屋が奥に行けば行くほど細くみえる事が可能です!
廊下を細長く見せることが可能です!
柄のミックス効果
同じ部屋の壁紙や複数の柄を取り入れるにはどうすればいいでしょうか?
柄物の壁紙に柄のテキスタイルやラグ、家具などに組み合わせる場合、全体の調和をとるためのアプローチがいくつかあります。
- 部屋の中で、柄を載せられる大きな面を探します。壁、ソファやアームチェアなどの大きな布張りの家具、ラグ、カーテン、ベッドカバーといった大きなファブリックです。
- 次に、柄を追加できる小さな面をいくつか探します。部屋によって変わっていきますが、クッションやランプシェード、鍋つかみや柄物のテーブルククロス、トイレなど色々見つかるはずです。
- 次に、組み合わせたい壁紙とファブリックを選びます。
- 有機的な柄 (葉、花、鳥や動物の不規則な柄、ペイズリー柄)
- 幾何学的で引き締まった柄(幾何学模様、ストライプ、格子模様、千鳥格子)
- 単色の面(バランスを取るための色のブロックとして使用)
- 取り入れた柄を選んだら次にどの柄をメインにするか考えましょう!大柄は広い面(壁、ソファ、カーテンなど柄のリピートの全体をちゃんと見える)ようにすると収まりが良く、小さくて細かいデザインは小さな面に合います。
- そして、柄が決まったら現在部屋にどんな柄があるか確認しましょう!調和の取れた印象を作るために柄のミックス全体に分散されることが重要です。「主役壁」に柄の壁紙を貼るなら。その向かい側にも「柄」を合わせましょう。部屋の反対側にカーテン、大きなラグ、ランプシェード、アートなどが来るようにすることで部屋にまとまりが生まれます。
壁の色を変えインテリアを楽しもう!
壁の色が変わると部屋の印象が大きく変わります!
最初は、同系色な柄を組み合わせて柄ミックスに慣れましょう!コントラストが強くなりすぎず、連帯感で全体がまとまります。
また、異なる柄に同じ色を繰り返すことで、表現が違っても落ち着いた雰囲気になります。
同じデザイナーのデザインを組み合わせると共通する何らかのカタチで共通する個性があるはずです!
壁紙に挑戦し自分の落ち着く空間を作りましょう!