『DUENDE』は、“ときを育むアートファニチャー 空間が生み出すそれぞれの物語。” をコンセプトに、つかっても、置いてあるだけでも心地がいいアート感覚のインテリア・ライフスタイルブランドです。国内外のプロダクトデザイナーとともに、この上ないシンプルを目指して生み出された商品は、全国のインテリア・ライフスタイルショップ及び公式ECサイトで販売を展開しています。

今回新たに販売される『SOLID STEEL TABLE』は、インダストリアルデザイナーとして様々なフィールドで活躍する引間孝典氏と、DUENDEのスチール製品のエンジニアリングを手掛けてきた酒井とで、ブランドのもつ加工技術とデザイナーの着眼点とを掛け合わせてサイドテーブルを制作、DUENDEオリジナル商品として発表、販売いたします。

素材となるスチールの持ち味を生かした、重厚感と軽やかさが共存するデザイン、長くご使用いただけるシンプルで丈夫な構造はもちろん、インテリアは皆様の暮らしのなかで紡ぐストーリーをそっと支えるような存在であってあって欲しいという、デザイナーとブランドの共通した願いがカタチになった商品です。カラーはBeige / Light Greyの淡いトーンと、マットな Dark Gray、現代の空間にコーディネートしやすいように3色でご用意いたしました。

心暖かな時間を過ごしたい季節の訪れと共に、皆様の大切なときを演出するアイテムとしてお迎えになってみてはいかがでしょうか。

『SOLID STEEL TABLE』は、スチール無垢材の重厚感と軽やかな空間演出が共存したデザインのサイドテーブルです。ゆったりと寛ぐ時間を共にするコーヒーカップや読みかけの本、玄関先に据えておきたい鍵や腕時計、部屋をささやかに彩る一輪挿しと、様々なモノを置くのにぴったりな多目的テーブル。

かねてよりDUENDEでは、インテリアの脇役ではありますが暮らしのあらゆる空間に欠かせない、そんな小さめのテーブルをデザインしたいと考えていました。ブランドがもつスチール加工技術から描いてきたデザインの構想について、インダストリアルデザイナー引間孝典氏に大変ご共感いただき、デザイナーとエンジニアが共創するかたちで、このプロダクトをつくり出しました。

十字にクロスしたベースから真っ直ぐ角棒が伸び、天板を固定するフレームの形状は、つなぎ目がほぼ見当たらないシンプルな構造が目を疑うほど美しく、これは加工技術の精度の高さはもちろん、スチール無垢材の重量を力学的に検討することで、ソリッドな仕上がりになっています。また、そこに乗せられたおおらかな輪郭の天板は、前後（*位置により、もしくは左右）のカーブの形状が微妙に異なり、緩急ついた曲線の有機的デザインが特徴です。

例えばソファの横にノートパソコンを置きたい時には角のある方を手前にしたいでしょうし、壁沿いに花瓶を置くのに使う時は丸く緩いカーブを手前にしたら奥行き感が出ることでしょう。無機質で決まりきった形ではなく、やわらかな弧を描くことで、あらゆるシーンで使いやすいサイドテーブルに仕立てております。そのプレートに置かれた “モノ” は、まるで空間に浮かび上がるアート作品のよう。空間のサーフェスとなり、皆様の暮らしのなかで紡がれるストーリーを、そっと支えるようなインテリアとなりました。

これは、デザインとは自己表現ではなく、あくまでその使われる環境や作法からあるべき姿を写し出されるような客観性をもつといった、ブランドと共通した想いが背景にあります。また、最小限の加工技術で作られたシンプルな構造ですが、運送費や収納面を考慮しスマートなフラットパックとし、組み立て分解が可能、もちろん壊れにくさも実現するという、DUENDEがこれまでの商品開発で培ってきたスチール加工技術を駆使したもので、デザイン感度が高い方にも喜んでいただける商品となっています。GOOD DESIGN AWARDを受賞した『BENT STOOL（ベントスツール）』との組み合わせも相性抜群です。
洗練された空間づくりのアイテムとして、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。

インダストリアルデザイナーとして様々なフィールドで活躍する引間孝典氏と、DUENDE製品のエンジニアリングを手掛けてきた酒井浩二との2人でプロダクトを共創するユニット。スチールプロダクトのエンジニアリングを得意とする酒井の着想を引間がデザインの視点でサポート、それぞれの専門領域を行き来しながらプロダクトを開発する。

恒久を意味するPERMANENTと、ひと月の日数である31を組み合わせ、毎日に寄り添い長く使い続けられる物の創出を目指し PERMANENT 31とした。