タイル、木、ガラス、アイアン、ステンレス、ホーローなど、素材の持つ「質感」を生かすと、シンプルなカフェ風キッチンを作ることが可能です。

例えば、キッチンカウンターはステンレス、キッチンの扉は木製、アイアン製の棚をつけて、壁はタイルをセレクトしてみてはいかがでしょうか？

また、この組み合わせはインダストリアルスタイルが好きな人にピッタリです。インダストリアルスタイルについて下記記事で解説しています。是非、ご覧ください！

アメリカのニューヨークにある地下鉄の駅や、フランスのパリにある地下鉄の駅で使われているタイルの一種であるサブウェイタイル。

白い目地は清潔な印象、汚れを目立ちにくくするならグレーの目地。黒い目地はトラッドでクールな印象のキッチンになります。

タイルというと外装工事が必要ですが壁紙シールを使うことで、簡単に自分で貼ることができます！

カフェのカウンターに複数並んだ、小ぶりな吊り下げ照明を見たことがある方も多いのではないでしょうか？

ペンダント照明を並べるだけで、カフェの雰囲気がグッと高まります。

3灯程度並べて配置するのがおすすめ。空間にリズムが生まれ、インテリアのアクセントとして生きてきます。

インテリアのライティングの基本的な考え方は、ライトは必要なところに必要な分だけ。ライティングについて詳しいことは下記記事に記載しております。是非、ご覧ください。

木製のオープン棚にアイアンの棚受け金具の組み合わせ。これもカフェ風キッチン定番のアイテムです。
お気に入りのコーヒーカップやポットに観葉植物をプラス。観葉植物がディスプレイに加わるだけで、ショップやカフェのような雰囲気に近づけられます。

上手なディスプレイのポイントは「三角形」を意識しながら飾ること。高さのあるアイテムを一緒に配置するのがコツです。

下記記事で詳しく解説しています。是非、ご覧ください！

好きなメーカーの調理家電、デザイン性の高い調理器具などはオープン棚に並べ、生活感の出やすい物、好みのデザインでない物はキッチン収納にしまいましょう。

また、生活感があっても頻繁に使用する物は、カゴに収納してオープン棚に置けば「見せる収納」に変えられます。

カフェの雰囲気作りに欠かせない観葉植物は、高い場所に飾ったり、数が多くなったりするとメンテナンスが大変に。キッチン周辺は汚れやすいこともあるので、清潔感を維持できる数を厳選して飾りましょう。

置きすぎない

物をたくさん置きすぎると、雑多な印象になりがちです。アイテムの数を抑えて、すっきりと清潔感のある収納を心がけてください。

テイストを合わせる

並べたアイテムのテイストがバラバラだと、まとまりなく見える原因になります。キッチン全体のテーマを決めて、アイテムのデザインやカラーをそろえるのがおすすめです。

隙間を均一に並べる

物と物との間の余白がバラバラだと、適当に並べているように見えがち。隙間は均一にし、必要なものを手に取りやすい距離を保ちましょう。

見せる収納だと、完全にホコリを避けることは困難です。ホコリは一度天井際まで巻き上がってからゆっくりと落ちてくるため、もっともホコリがたまりやすいのは、棚の上の方。よく使うものは低い位置に置き、高い場所には収納ボックスなどを配置しましょう。

また、食器類はふせてカバーをかけることで、衛生的に収納することが可能。北欧テキスタイルなどおしゃれな色柄の布を使えば、デザイン性も高まります。

キッチン周りは、油の付着による黄ばみやベタつきが発生しやすい空間です。油汚れを防ぐために、調理時はこまめに換気扇をつけて、換気をすることを心がけてください。