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家の中の掃除といえば、掃除機を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし最近でが日本で昔から使われてきたほうきによる掃き掃除が見直されています。棕櫚(しゅろ)・シダ・竹など、さまざまな素材のものが販売されています。電気が不要で手軽に気になるポイントをキレイに出来るほうき。今回はその魅力に迫ります!
こんなにある!ほうきの魅力を徹底解説
細かいところの掃除がしやすい!
ドアの裏側や部屋の角やダイニングテーブルの脚周りなどの細かい箇所は、掃除機が届かず、ホコリやゴミが取り切れないことがしばしば。
一方、ほうきは狭いところでも穂先が入り込むため、掃除機が苦手としている隅の方まで簡単にきれいにすることができます!
静かで夜間や早朝に気軽に掃除ができる!
ほうきは、ほとんど音を立てずに使うことができます。
赤ちゃんが寝ているときに掃除をしたいときや、仕事で日中はあまり家にいない場合などは、ほうきの方が適しています。
ほうきの選び方
ほうきの長さはさまざま!用途に合わせた適した長さのものを選ぼう
ほうきは柄の長さで、長柄・短柄・手箒に分かれます。長柄は全長120cm以上あり立ったまま使用できるので、長時間の掃除でも疲れにくいです。
短柄は、70~85cmほどと短いため腰を屈める必要がありますが、片手で掃除できるのでちりとりなども使いやすいです。
手箒は全長30cm前後で、机の上やサッシなどの掃除におすすめ。1つあると何かと便利です。
掃除場所でブラシの素材を選ぼう
・室内におすすめな天然素材
ほうき草やシュロは、畳やフローリングをはじめとした家の中のさまざまな場所の掃除に適しています。
またそのしなやかさから、カーペットに付着した髪の毛や砂ぼこりもしっかりかき出せるのが魅力。穂先が細いため隅や溝の掃除も楽ちんです。
フローリング掃除にはシュロがおすすめ。棕櫚のもつ天然油分がワックスの代わりになり、つやだし効果が期待できます。掃く音が静かなため、集合住宅で時間帯を気にせず掃除ができるのもメリットです。
・屋外に適したナイロン素材
ナイロン素材のほうきは、水分や湿気にも強いため、玄関や庭先など屋外用として人気があります。小石や落ち葉などもしっかり集められます。
おすすめのほうき3選
CAINZ 立つほうき ホワイト
スリムで置き場に困らない業界初の「立つほうき」。業界発の自立型ほうきで玄関や窓付近など使用場所に置き、さっと手に取り清掃可能です。
また、使用場面に合わせて穂の長さを2段階に調節できます。
この立つほうきの優れたデザインが評価されiFデザイン賞を受賞しました。¥1,280/カインズ
米澤ほうき工房 松本箒 ハタキ箒 生成り
長野県松本市は、松本箒(ほうき)という呼ばれる、ほうきの生産地でした。
その松本で、ホウキモロコシという箒の原料から生産し、ほうき作りをしているのが米澤ほうき工房です。
20年は使用できる環境にも優しいほうきとなっています。¥13,200/米澤ほうき工房
アズマ工芸 フタつきダストリー
ほうきの穂幅が7cmというコンパクトさで、狭い隙間のゴミもしっかりキャッチ。
太さの違う2種類の穂をミックスしてあり、コシがあって水に強いのも魅力です。
ちりとりも狭いスペースにピタッと収まるコンパクトサイズで、細かなゴミをしっかり受け止めます。¥2,950/アズマ工芸
おわりに
ほうきは、音が静かで電気も使わず、気付いたときに素早く使える便利な掃除道具です。
ほうきにはたくさんのメリットがありますが、ほうきの苦手なところもあります。家中すべてをほうきだけで毎日掃除をしようとすると大変なこともあります。
家にほうきを一本用意して、ほうきと掃除機を上手に使い分ければ、手軽に掃除ができて、いつでもキレイな部屋が保てるようになります。