目次|もっとみる
新型コロナで第七波が到来するのではと言われています。家の中で手洗い・うがいは勿論のこと菌が繁殖しにくい家具を選ぶことで新型コロナウイルスの感染リスクを下げることができます。ここでは、菌が繁殖しにくい家具の選び方を紹介します。
抗菌作用がある素材の家具を選ぼう
木材は、インフルエンザウイルスをはじめとするウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることが確認されています。また、い草やリノリムなどにも抗菌効果が確認されています。家具を選ぶ際に抗菌作用のある素材を選ぶことで快適に安全に部屋で過ごすことができます。
日本の代表的な樹種 ヒノキ
心安らぐ香りが特徴!ヒバ
ヒバには「ヒノキオール」と呼ばれる抗菌成分が含まれています。
この抗菌成分は皮膚病の薬、水虫の治療薬、養毛剤の医薬品や化粧品に使われています。
また、香り成分には人の気持ちを和らげる効果もあり家具にピッタリです。
おすすめのブランドは、カルデサック-ジャポンさんです。
カラフルな色を選べる!リノリウム
リノリウムは亜麻仁油やロジン、ジュート、石灰岩などの天然素材から作られた素材です。
抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー性に優れており、様々なカラフルな色から好みの色を選択することができます。
すべて天然素材からできているため、無垢材と同じような、温かみと柔らかさを感じられることが可能です。
日本人に古くから馴染みのあるい草
い草は、腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ菌、ミクロコッカス菌黄色ブドウ糖菌などの食中毒バチルス菌などの腐敗菌に対して抗菌作用があることが明らかとなっています
さらに、い草を顕微鏡で見るとスポンジ構造となっています。この構造は、二酸化窒素やシックハウスの原因となるホルムアルデヒドなど、有害物質の吸着に優れています。
SIAAマークがついた家具を選ぼう
日本では、SIAAマークと呼ばれるマークがあります。JIS(日本産業規格)で詳しく定義されています。このマークがある製品を購入することで、抗菌効果の高いアイテムを導入することができます。
SIAAマークとは
抗菌加工されていない製品の表面と比較し、細菌の増殖割合が百分の一以下であり、耐久性試験後も抗菌効果が確認されること。抗菌性は国際標準ISO22196に準じて行われた試験の結果にもとづいて判定されます。