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「つまり未来は誰にとっても白紙だって事さ。未来は自分たちで作るものだ。だから君ら二人もいい人生を送りたまえ。」バック・トゥ・ザ・フューチャー3のドグが最後に話をしたこの言葉は何年経っても色褪せずに胸に響いてきます。名作映画は何年経っても見るたびに多くの人の心を魅了します。そんな名作映画に登場する小道具を特集します。第一回は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する小道具を特集します!
バック・トゥ・ザ・フューチャーとはどんな映画?
1985年、ブラウン博士により一台の自動車 デロリアンがタイムマシンへと作り変えられた。その実験に成功し、まさに歴史的瞬間を目の当たりにした博士のドクとマーティの前に、過激派が現れドクが撃たれてしまう。テロリストから逃げるためにデロリアンに乗ったマーティは、過去へとタイムトラベルしてしまう。
未来を守るためにマーティが様々なトラブルを解決していく中で成長しより良い未来を作っていく過程が感動します。「大切なのは常に今」でそれが積み重なることによりより良い未来が築かれていくんだという強いメッセージ性を感じる映画です。
バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する小道具を紹介!
Part1冒頭に登場する時計
キャットクロック
アメリカで1930年から製造されていて、今もほとんどデザインが変わることなくみんなから愛されている時計。
「チクタク、チクタク。 秒針に合わせてしっぽがユラユラ、おめめがキョロキョロ。」この動く目は、幸せな家庭を見守り、たくさんのパワーを与えてくれます!¥10,780/Kit-Cat Clock
このキャットクロックはPart1の冒頭に登場します。
マーティが身につけている腕時計
カシオ カリキュレーター CA-50※生産終了後継機CA-53を紹介
数々の映画・ドラマに登場し、腕時計マニアのみならず、映画好きをも魅了してしまう腕時計。計算機機能を搭載しており計算が必要な場面でも活躍します。¥2,700/カシオ
バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティだけでなく映画「ダークナイト」のジョーカー(演ヒースレジャー)、同「キングスマン」のリッチモンド・ヴァレンタイン(演サミュエルLジャクソン)、アメリカのテレビドラマ「ブレイキングバッド」のウォルターホワイト(演ブライアンクランストン)、同「ビッグバンセオリー」のラジェッシュクースラポリ(演クナルネイヤー)、同「ザボーイズ」のヒューイキャンベル(演ジャッククエイド)など、多数の作品に用いられるほど人気が高いです。
マーティがパート1のオープニングで身につけているリュック
イーストパック クロスカントリーパッカー リュック
米軍向けのリュックをルーツとして、一般消費者向けに販売しているバッグブランド「イーストパック。」耐久性や耐水性のあるリュックでアウトドアにも活躍する。
イーストパック自体は今でも購入が出来ますが、マーティが使っていたリュックのオリジナル(Returnity Red)を手に入れるのは難しくなっています。
マーティと言えばこのダウンベスト
CLASS-5 ダウンベスト
1971年にノースフェイス(THE NORTH FACE)の共同責任者が独立して立ち上げたブランド「CLASS-5」が製造するダウンベスト。マーティが着用したブランドは残念ながら廃盤となってしまいましたが今でもダウンベストを生産しています。
ダウンベストの下に来ているデニムジャケット
GUESS デニムジャケット
ベストの下に着ているのは米ゲス (Guess) のアッパーラインであるマルチーノのデニムジャケットでツートーンと柄なっています。写真は、バック・トゥ・ザ・フューチャーの劇中のデニムジャケットを模したものです。
なお、今でもeBayなど海外のオークションサイトでは1980年代のGUESSのデニムジャケットが数多く出品されているから似た形を探してみることをお勧めします。
マーティの履いていた下着
カルバンクライン アンダーウェア
過去(1955年)にタイムスリップしたマーティが気絶してロレイン(マーティのお母さん)の家に運ばれて目が覚めた時に履いていた下着。この下着に書いていた「カルバン・クライン」とロレインから呼ばれるようになりました。今でも有名な下着ブランドです。
マーティが履いていたジーンズ
ゲス ジーンズ
ゲスは1981年に生まれたブランドで米ロサンゼルスに拠点を置いているブランドです。裾を巻き上げてハイウェストで着こなすのが1980年代の流行でした!当時デニムは不良、反逆の象徴でした。
マーティが宇宙人に扮して寝ているジョージ(過去の父親)に音楽を聴かせたカセットプレイヤー
アイワ カセットボーイ HS-F7
パート1でマーティが宇宙人に扮して寝ているジョージ(過去の父親)にヘッドオンをつけてヴァン・ヘイレンの音楽を爆音で流すのに使われるカセットプレイヤー。
アイワは日本のブランドだけどソニーに買収されて、今はブランドが消滅してしまいました。
マーティが履く未来のクツ
ナイキ 2015 ナイキマグ
映画の中でしか存在しなかったスニーカーだが、ナイキがそれを再現して2016年、世界限定89足で販売したました。自動で靴紐が閉まるギミックも映画同様再現されており原作ファンには嬉しいレプリカシューズです。オークションで1000万円超えで落札されるなど根強い人気です。
マーティが過去に履くクツ
コンバース オールスター ハイ
1917年に生産されて以来、長きにわたって履かれ続けているキャンバス オールスター。数多く存在するスニーカーの中でもまさに”永久定番”の名にふさわしいスニーカー。映画と同じ靴が今でも履けるのは何だか不思議ですね!¥6,380/コンヴァース
ビフが履いていたジーンズ
リーバイス 501
クラシックな1950年代のバイカースタイルを代表するジーンズは、腰回りはあえてフィットさせず、レッグ部分を大きめにカットした、角ばったシルエットが特徴的。当時デニムは不良、反逆の象徴でありました。ビフにはぴったりですね!¥ 30,800/リーヴァイス
ゴミをデロリアンの動力に変換する機械
Krups社のコーヒーグラインダー 223-Aが
世界初の電動コーヒーグラインダーを販売したドイツ「KRUPS社。」このコーヒーグラインダーは、1970年代に販売されました。コーヒーグラインダーとはコーヒーミルのことで今見ても古臭さを感じないデザインのためバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場したのではないでしょうか?
マーティの憧れの車
トヨタ ハイラックス
マーティの夢は、カスタマイズされた漆黒のハイラックス4×4 SR5 Xtra Cabを持つことでした。ところがマーティは、憧れのトラックを運転するチャンスを得ることなく、デロリアンを改造したタイムマシンで1955年にタイムスリップしてしまいます。そしてパート3でこの車に乗りドライブをします。言わば、目の前の困難に立ち向かってコツコツ努力すことで未来を変えていく象徴のような車です。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのアイコニック的存在
デロリアン DMC-12
デロリアンという愛称で呼ばれているけど、デロリアンは会社名で正式な車種名は「DMC−12」1981年の生産から僅か2年で生産終了(デロリアンが倒産した為)と短命だった車です。
脚本段階では車ではく冷蔵庫がタイムマシンの設定だったらしいです。ですが子供が映画の真似をして冷蔵庫の中に入ったら危険という理由から車に変更されました。
また2022年40年ぶりのデロリアン新モデル「Alpha5 EV」が姿を表しました。過去ではなく未来を見据えたデザインをモットーに。これからも私たちの生活を豊かにしてくれます。
おわりに
今回は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を特集しました。名作映画に出てくる小道具はやはり1950年のミッドセンチュリーな古き良きアメリカを想像させるモノがほとんどです。今の時代の方が様々なアイテムが多いですが、この映画に出てくる小道具は、味のあるアイテムが多くそこにあるだけで部屋の雰囲気を変えることのできる個性的なものがたくさんあります。あなたのお気に入りアイテムを映画から探してみませんか?