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お洒落な椅子は、空間に一つあるだけでガラリと部屋の印象を変えてくれます。木材で出来た温かみのある物や、プラスティックで出来た造形美が深い物など。今回は、部屋の主人公になれる名作と言われている椅子を紹介します。
色々な個性がある名作な椅子達
椅子と言われると学校で座る椅子であったり、オフィスで座る椅子が真っ先にイメージされる方も少なくないのではないでしょうか?
世の中には、個性的で座り心地の良い椅子が沢山あります!椅子は、日常で必要不可欠です。椅子をお気に入りの物に変えて日常を楽しくしませんか?
個性的な椅子達を紹介!
スチールワイヤーが空間をインダストリアルに!
スチールワイヤーが特徴なこちらの椅子達。この椅子は、ベルトイアというデザイナーがデザインしました。彼は、金属彫刻家として金属の家具を作り自身の家具を「彫刻の様で、空気で出来ている。」と表現しています。
確かに椅子というよりは「座る彫刻」と表現するのが正しい「美しさ」があります。
・ベルトイア コレクション サイドチェア
金属造形に長け、溶接技術に天才的な腕前をもっていたベルトイアがデザインした椅子。スチールワイヤーのラインは曲線の動きに合わせて一つ一つ違う網目を構成しており、彫刻家でもある彼の造形美へのこだわりが表れている。強堅なつくりでありながら軽やかでスタイリッシュなモダンデザインが特徴で、投影される影さえも美しい芸術品といわれる逸品。¥127,600/ノルジャパン
・ダイヤモンドチェア
1952年にハリー・ベルトイアがデザインした、ミッドセンチュリーの代表する椅子。フレームは、1本1本異なる長さのスチールロッドを3次元に曲げ、その後ダイヤモンド型に溶接固定している。強堅なつくりでありながら軽やかでスタイリッシュなモダンデザインが特徴で座るための家具だけでもなく、ディスプレーの装飾品というだけでもない、椅子の形をした現代彫刻作品といわれる名作です。¥169,400/ノルジャパン
ミッドセンチュリーを代表する夫妻が手がけた椅子
ベルトイアに並び、有名なデザイナーでよく例を挙げられるのが「チャールズ&レイ・イームズ夫妻」です。「最大多数の人びとに最のものを、最低価格で提供すること」をモットーに家具をデザインしました。
この夫妻が生み出した数々の家具は、世代を超えて今でも愛されています。
・シェルチェア
1950年代に製作が始まって以来、家庭、オフィス、図書館、美術館などあらゆる場面で優れた機能を発揮し世界中で支持され続け今もなお人気が衰えることのない不動の名作です。大量生産を可能にした初のプラスティック製椅子で後進にも大きな影響を与えました。造形による快適性に加え多彩な色やベース部分のバリエーションを揃えて多様なニーズに応えられる椅子です。¥55,000〜/ハーマンミュラージャパン
なめらかな曲線美と鮮やかな色合いが特徴的な椅子
色彩と幾何学模様に魅せられたデザインが特徴的で、独創的で斬新、巧みな色使いとしてデザイン界を牽引したのがヴェルナー・パントン。
木材より安く生産できるプラスティックを使い家具や照明など多くの作品を手掛けました。
・パントンチェア
ヴァーナー・パントンによってデザインされた、世界初のプラスチックによる一体成形型キャンチレバーの椅子です。プラスチック製の椅子を手ごろな価格で販売することを実現するため、よりよい素材や製造方法を試行錯誤し続けてきました。その結果として1999年に発表したのが現在のポリプロピレン製のモデルです。まさに20世紀の技術革新により生まれた椅子です。¥40,700〜/ヴィトラ