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新しいライフスタイルを提案するプロダクト「Table Planter™(テーブルプランター)」を生み出しました。
2022年4月2日(土)から5月9日(月)まで東京都渋谷区富ヶ谷にあるジェネラルストア「LOST AND FOUND TOKYO STORE」にて展示会を開催します。
「Table Planter™」とは
「Table Planter™(テーブルプランター)」は、サステナブルな社会における新しいライフスタイルを提案するプロダクトです。
1908年から石川県の自社工場にて、純白で美しく、丈夫なテーブルウェアを造り続けてきたNIKKOが、あらためて現代における暮らしの豊かさを見つめ直し、サステナビリティと向き合いながら「人も植物も同じ素材からできた道具で生活する」新しいライフスタイルをかたちにしました。
今回、NIKKOとTakramが共同開発した「Table Planter™」は同じ食卓(テーブル)の上で人も植物も同じ素材の道具を使い生活をする新しい感覚を提案しています。
イベント概要「Table Planter™ (テーブルプランター)」展示会
NIKKOと5人のデザイナーが共同開発した6つのプロダクトシリーズを植物と一緒に展示。
会場では純白のNIKKO FINE BONE CHINAでできたプロダクトを見ることができます。
最新情報は下記WEBサイト及び「LOST AND FOUND」公式Instagram(lost.and.found_store)、「NIKKO」公式Instagram(@nikko_tableware_store)や「Takram」公式Twitter(@Takram_ja)にて確認できます。
展示会(4月2日)より「テーブルプランター」の予約が可能になります。
開催日:2022年4月2日(土)〜5月9日(月)
開催場所:LOST AND FOUND TOKYO STORE
東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1階
TEL・FAX:03-5454-8925
営業時間:11時〜19時
定休日:火曜日
URL:https://lost-found-store.jp
コラボレーションの背景
■Takramの想い:田川欣哉 ( 代表取締役/デザインエンジニア )
私⾃⾝、⻑年のNIKKOファンで、いくつものカトラリーを⾃宅で愛⽤しています。
三⾕さんとの出会いから始まったこのプロジェクトでは、Takramのプロダクトデザイナーと鈴⽊元さんによるデザインチームが、NIKKOの皆さんと対話を繰り返す中で探り当てた「テーブルプランター」というコンセプトを提案しています。
コロナ禍を経て、私たちの⽣活とライフスタイルは⼤きな転換点を迎えました。
⽣活の中にワークが⼊り込み、⾃宅で過ごす時間、⾃宅で⾷事を取る回数が増え、⽣活者は⾝の回りの快適さを質の⾯から改めて⾒直すようになりました。
同時に、地球環境への配慮は現代のプロダクトを考える際に必須の要件となっています。
このような時代背景の中、植物と器の関係をサステナビリティやライフスタイルの切り⼝から再定義できないか。
NIKKOの「BONEARTH®」というボーンチャイナ由来の再⽣肥料がヒントになりました。
ダイニングテーブルやインテリアの中に、⽩く清潔でファインな質感の器と植物をしつらえる。
「テーブルプランター」という⾔葉が、器の新しいカテゴリーとして⽣活の中に根付くことを願っています。
■ NIKKOの想い:三谷直輝(常務取締役)
急遽友人から連絡があり参加させてもらった食事会で田川欣哉さんとお会いしたことが全ての始まりでした。
食事会の最後に「今日もNIKKOのカップソーサーで紅茶を飲んできましたよ」という話を聞き、田川さんが NIKKOファンであることを知りました。
当社のモノづくりのこだわりをここまで理解していただいている方に初めて出会い、驚いたことを覚えています。
後日、当社の現状を相談させていただくなかで共同研究という形でこのプロジェクトが歩み始めました。
プロジェクトが進んでいく中で、当社が研究していたNIKKO FINE BONE CHINAからできた肥料(後に「BONEARTH®」と命名)についても共有し、「テーブルプランター」の構想が誕生しました。
陶磁器事業のサーキュラー(循環)化を目的とした「BONEARTH®」と植物との新しいコミュニケーションを提案する「テーブルプランター」の取り組みが、今までにない価値観を生み出してくれることを期待しています。
新プロダクトへの想い
鈴⽊ 元
タイトル:HACHI
解説:⾷卓でハーブを摘む。 花をいける。
キャンドルを灯す。資源を無駄にしない。
NIKKOのBONEARTH®の取り組みを聞いた時、そんな⽣活の⾵景が⽬に浮かびました。
NIKKOの⾷器がそうであるように、「テーブルプランター」シリーズも質が良く控えめで、⽇々の暮らしを静かに彩る名脇役でありたいと思いました。
⽥中 尚
タイトル:Table Bonsai
解説
まるでお茶や⾷事をするように、植物の⼿⼊れや鑑賞をテーブルで愉しむスタイルをかたちにしました。
テーブルならではの⼩さなスケールの盆栽を、珈琲やお茶をしながら愉しむ⽇々が始まります。
100年以上テーブルの暮らしと向き合ってきたNIKKOが植物との付き合い⽅を描くなら、こんな暮らしはいかがでしょうか。
岩松直明
タイトル:Symbiosis
解説
キッチンや⾷卓に置かれた植物とそこで暮らす⼈々が、「同じ⽔」を共有するための水差しです。
コップ⼀杯の⽔をグラスに注ぎ、適度に残された⽔を植物にも注ぐ。
⼈が⼝にするものをエレガントに彩ってきたNIKKOの製品は、きっと植物にとっても品の良い存在なのだろう。
そんな水差しを⽬指しました。
タイトル:Reborn
解説
化粧砂として再⽣されたボーンチャイナを破⽚のまま再焼結させ、鉢の⼀部として再⽣させた実験的な鉢をつくりました。
⼀度役⽬を終えた⾷器が、植物を⽀える台座となり、植物を育てる肥料となる。
新品と再⽣品が同居する器の中で育つ植物から、NIKKOの描く循環する⾷器の物語を感じてもらえれば幸いです。
中森⼤樹
タイトル:Dune
解説
BONEARTH®を⼿にしてみて素材の循環の先に⾒える⾵景について考えました。
この鉢の起伏ある形状によって、粉砕し再利⽤されたボーンチャイナから⽣まれた化粧砂と、同じくボーンチャイナの鉢が緩やかな境界線で溶け合い砂丘のような景観をつくり出します。
そこに⼩さな植物を添えて⾒える世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。
村越 淳
タイトル:Little by Little
概要
おうち時間が増え、室内に射し込む陽の光や⽇々成⻑する植物の姿に⽬を留めることが多くなりました。
BONEARTH®の取り組みは、⾷事の瞬間を彩ってきたNIKKOが、改めて循環やつらなりに⽬を向けているのだと捉えました。
刻々とうつろうグラデーションをまとった鉢の中に、時間を感じてもらえたらと思います。
■Takram Japan株式会社について
Takramは、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームです。未来をつくる人、変化を生み出す組織のパートナーとして、プロダクトからサービス、ブランドから事業まで、デザインの力でイノベーションを生み出していきます。2022年現在、東京・ロンドン・ニューヨーク・上海の4つの都市にスタジオを構えています。
https://ja.takram.com/
■ニッコー株式会社について
1908年創業。陶磁器・オーダーメイドバスルーム・合併処理浄化槽・産業廃水プラント・機能性セラミック商品の製造・ 販売を行なっています。
陶磁器商品においては、一流ホテル、一流レストラン、有名百貨店などで多数ご採用いただき、世界中に食べる歓びを届けています。また、最高の品質と品位を提供するため、原料加工から最終工程に至るまで、石川県の自社工場で一貫して製造を行い、大規模な製造量を誇る洋食器メーカーでは日本で唯一の存在です。
https://www.nikko-company.co.jp/
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