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日本で一番有名と言っても過言ではない北欧インテリア。温かみのある居心地が良い空間が特徴で流行に関係なくいつの時代でも愛されています。
自分の部屋は「落ち着いて明るみのある過ごしやすい空間にしたい」「木の温もりにあふれた空間がいい」人にピッタリなインテリアスタイルです。
しかし、いざ自分も北欧スタイルの部屋を作ろうと思ってもどこから手をつけていいか分からない人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、家具業界で新聞記者を行なっていた私が、北欧インテリアスタイルについて特集します。
部屋を北欧インテリアでまとめ自分の部屋を過ごしやすい空間にしましょう!
オシャレで温かみのある北欧スタイル
温かみや明るさ、優しさや元気さの雰囲気が特徴的な北欧スタイル
北欧スタイルを説明する前にまず北欧について説明します。
北欧とは、スカンジナビア半島のノルウェー・スウェーデン・フィリピン・デンマークなどの厳しい冬の寒さで知られる地域です。
これらの地域の冬はとても長く、日照時間が極めて短いです。
そのため冬季うつ(ウィンターブルー)になる人が少なくありません。
そのような冬が過酷な地域で「長い間家族が同じ空間にいても、快適で居心地良い空間を」と考え出されたのが北欧スタイルです。
そういった背景があるので北欧インテリアは「家の中を暖かく居心地の良い空間にするために、温かみや明るさ、優しさや元気さの雰囲気」をインテリアを通し表現しています。
北欧インテリアで部屋をまとめるコツを紹介!
アースカラーを使おう
北欧では、長い時間を家で過ごすため無機質で冷たいカラーではなく、まるで自然の中にいるかのような気分になれるアースカラーが好まれます。
ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーにこのアースカラーを使いましょう!
例えば、多くの賃貸物件は壁がホワイトなのでベースカラーをホワイト、メインカラーをブルーにアクセントカラーにイエローを使うと北欧らしさが出ます。
色の配色について以前特集しました!
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーの比率を「7:2.5:0.5」の割合になるよう意識しましょう!
下記記事では、センスに頼らないオシャレな部屋を作るうえで役立つ法則を特集しています。
是非、ごらんください。
北欧らしい家具を選びましょう
北欧らしい家具とは、シンプルでモダンなデザイン。
明るいオーク材を筆頭に様々な木材が使われています。
どの色の木材を使っても構いませんが空間を統一するためにどれか一つの色に統一することが大切です。
ファブリックを使ったインテリアの場合は、ファブリックの色をメインカラーに合わせることをオススメします。
角に少し丸みがある家具を選ぼう
形状についても角が角ばっているものではなく、角に少し丸みがあるものを選ぶと空間に温かみが生まれオススメです。
また北欧家具は、床下暖房などの床下を温めることによって、木製の家具を傷めないように脚付きの家具がほとんどです。
モノを最小限にシンプルに配置しよう
モノが雑多な部屋は「部屋の印象が騒がしく落ち着かない雰囲気」を与え安らぎにくいです。
そこで、モノを最小限にシンプルな配置を心がけましょう。
照明で温かみのある空間を
美は、モノそのものではなく陰影により生まれます!
照明は、部屋の印象を決めるのに大変重要です。
一室一灯ではなく、多灯照明を心がけ「必要な明かりを必要な分だけ」照射することを心がけましょう。
また照明器具は、「暖色系の電球色」で揃えることで、ぼんやりとやさしい光に包まれた居心地のよい空間となります。
照明で部屋をオシャレにする方法は下記記事で特集しています。
是非、ご覧ください!
ファブリックを取り入れよう
ファブリックとは、布や生地という意味です。
アースカラーのファブリック製ソファが、部屋に一つあるだけで一気に北欧系の雰囲気を醸し出します。
さらにクッションに幾何学模様や動物柄・植物柄のクッションを足すことにより部屋に程よい複雑性が生まれ居心地が良い空間となります。
北欧風のアート・ファブリックポスターを飾ろう
北欧風のアート・ファブリックポスターを飾りましょう。
北欧風のアートやポスターを壁に飾ることで、北欧スタイルにぐっと近づきます。
例えば抽象的な北欧アートを取り入れると、お部屋が北欧モダンな空間となります。反対に、具体的なモチーフのアートを飾ることで北欧ナチュラルな空間に。
他に、ファブリックポスターという、北欧のテキスタイルをパネルにしたものもあります。壁に飾りたい場合にはファブリックポスターがおすすめ。
オシャレな北欧風家具を作るオススメメーカー3選
・UNICO
unicoとはイタリア語で「唯一の」や「ユニークな」という意味。
代官山に本店を持ち、自由が丘や吉祥寺などには路面店が、新宿や池袋などではルミネに入っていたりなど場所によって店構えも変わっています。
1998年に代官山点をオープンして以降、現在まで徐々に店舗数を増やしています。
またunico loomというファブリックものがメインな店舗形態や、同じようなコンセプトのカフェ、レストランがオープンしていたりと地域の特色に寄り添った店舗づくりをしています。
・xyl(キシル)
2002年、静岡県浜松市にて創業。にほんの木を使った学習机からスタートし、現在はダイニングテーブル、ソファなど家族の暮らしのための家具を幅広く取り揃えています。
2015年家具専門の製材工場を開設。浜松、東京、名古屋、横浜に店舗を展開。「私たちは、日本の木で人を幸せにします。」をミッションに、丸太の製材から、乾燥、加工、お届けまで、自分たちの手を通した丁寧なものづくりにこだわっています。
・マルニ木工
マルニ木工のビジョン・理念は、『100 年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具作り』です。
創業当時から、日本の家具業界で初めて「工芸の工業化」に手をかけ、職人の手が必要の無い部分の分業を行い、工業生産を目指してきました
2010年には、深澤直人(フカザワ ナオト)をアート・ディレクターとして迎え、マルニ木工は今なお、成長と進化を繰り返している、日本を代表する家具メーカーです。
おわりに
今回は、部屋を北欧インテリアにまとめるコツを解説しました。
部屋を北欧インテリアにまとめることで自分の部屋を過ごしやすい温かみのある空間にまとめることができます。
他にもカッコいい空間を作れるインダストリアルスタイルなど様々なインテリアスタイルがあります。
インテリアスタイルについては下記記事で特集しています。
是非、ご覧ください。